小学生になったからGPSはBoTにした

小学生になったからGPSはコレにした

 

 

ムスメが早くも小学生になった。

札幌の通学事情

市立小学校のみなさんは、大体MAX30分以内の通学路を徒歩で通っている。

私の小さい頃なんかは、けっこうな坂がある通学路を30分かけて歩いて通っていたけれど、
「ツライ」とか、何も考えていなかったなぁ・・・

でも今は、数十年前より教科書も重くなり、
建物がたくさん建つことで道の見渡しが悪くなったり。

 

札幌市の基本方針として『校区』は徒歩で通える範囲の、
概ね2km圏内としている。
ちなみに東京都も同じ。

 

うちは学校まで1kmあり、
子どもの足で15分〜20分ほど(学区内では遠い印象)。
通学路は複雑ではなく、ひと曲がりするとあとは直線で行ける。

信号は学校前に一個。

でも信号が少ないだけに、自分で確認して渡らなければ危ない交差点多数。

 

ムスメは慎重な性格だし、一人で通える自信はあるけれど、
今まで一人で外を歩いたこともないのに?!
初めてのおつかいもまだなのに?!
と親の気持ちがついていかない。

 

私の母親に「私の時どうだった?」と聞いてみたところ、
「何も考えずに送り出していた」とのこと。

昭和の親子は何も考えていないのですか!ウチだけですか!

 

そうは言っても、ムスメは帰りに友達と公園に寄って遊ぶことにあこがれを抱いており、帰り道がかなり怪しい。

心配だよ。心配だよね!?

登校初日にGPSがまだ届いていなかったけれど、はりきっているムスメに送り迎えを断られた。

こっそり車で登下校を尾行した母を見つけた時の、ムスメの表情はコチラ

尾行する母を見つけてケゲンな表情のムスメ
ケゲンな顔のムスメ

そりゃGPSつけるよね。令和だモン!

何を持たそうか?

携帯類は学校で禁止されているし、

(NGの学校でも許可ドリすればOKかもしれないので、学校に確認してみてくださいね)

ガラス画面は速攻で割っちゃいそうだし…

 

やっぱりGPS(専用小型端末機)しかない!

GPSにもいろいろある

調べたら本当にたくさんの機種があって正直どれがいいかわからない。
親たちが使っている携帯会社にキッズ用GPSがあればいいけれど、
どうやらキッズスマホしかないとのこと。

とりあえずGoogle先生にオススメを伺って、
比較内容をアナログに書き出してみる

・・・価格がお手頃なのがいいけれど、
通信精度がいい(『衛星みちびき』を利用している機種)の方がいいよね・・・
あとは使ってみないとよくわからない。

※キッズGPSを検索していると、
「『みちびき』を利用している機種がオススメ」
と出てくると思いますが、

これは近年アメリカが運用していた軌道の遠いGPSから、
日本の真上にある衛星『みちびき』を利用することによって、
測位精度が上がったためです。

詳しくはコチラ⇒【みちびき公式HP|みちびきを知るページ】

 

ムスメにどんなのがいいの?ときいたら、

話せるやつ。おともだちが持ってた」という。

 

なんと、一気に絞られた。うちはコレにしましたよ。

『BoTトーク』

呑気に入学してから携帯ショップに行ったら、
もう在庫がなく、取り寄せ待ち!
いつになるやらわからない。

すぐ欲しかったので候補に上がっていた、BoTに決定。

本体価格¥5,280-(税込)
GPSのみプラン月額¥528-(税込)
トークプラン月額¥748-(税込)
(2024年5月現在)
うちはもちろんトークプラン
最新情報はコチラ【BoTトーク公式HP】

ネット申し込みなので、北海道でも申し込みから3日で届いた。

 

届いて早速セッティング
手持ちのスマホにBoTのアプリを入れて、説明書通りに進めると
すぐに設定完了。

 

しかしここで気づいた。
充電器がタイプCなことに。初歩的ミス…

 

充電アダプターは付属されていないので、
普段タイプCを使っていない方はご注意を。


とりあえずうちにあったNintendo Swichさんから拝借して充電完了。
よかったよかった。

 

購入から1ヶ月経った感想などを書きたいと思います!

BoTのトーク機能

本体についているボタンを長押している間、メッセージが録音され、
親の携帯アプリに送信される。

BoTのトーク画面
BoTアプリのトーク画面

ちなみに色付きの吹き出しは、
ムスメがしゃべって録音した言葉をAIが文字化しているのだけれど、
なんとすべて
「大好きだよ」しか言っていない。

 

「何やろう」とか、 「バーロッカラン」(謎)って…?笑
ムスメは滑舌いい方なんだけどな…?

 

「ナックラー赤なんだ」に至っては、
ポケモンのナックラーというモンスターは確かに赤っぽいという、
グルーヴ変換
【ポケモンずかん公式/ナックラーのページ】

 

こんな感じで言葉の文字変換は限りなく怪しいけれど、
そんなオモシロ変換も結局楽しい。

※だけどウチの子が使いこなせない

①メッセージ録音時の長押しがうまくできない

本体の真ん中を長押しすると赤くライトが点灯し、点灯している間に話すと録音ができる仕様。

録音状態のBoT
長押しすると赤く光る

けれど、力が弱いのか長押しをキープできないため最後まで伝えられなかったり、録音できたか不安になり何度もメッセージを連投してしまう。

②リアルタイムには届かず、約1分のタイムラグがある

GPSはメールやLINEなどと違い、
人工衛星からの位置情報をそれぞれの携帯基地やサーバーを介して送信しているため、
タイムラグが発生するのがキッズGPSのデメリット。

価格を抑えたり、バッテリー保持のためにはいたしかたない。

しかしウチの子はせっかちなため、
メッセージを送っても親からすぐ返信がないので、
やはりメッセージを連投したり、返信を待たないですぐ行動してしまう。

そして歩き出してしまうと、
着信音(ベルの音がチリン♪となる)や
本体の点灯(メッセージが入ると、録音時に赤く光った部分が白く光る)に気が付かず、結局家に着くまで未読

そんなデメリットはありますが

そんなにラグを感ないというお子さんも、もちろんいると思いますし

今はできなくても、トークに関しては1年生のうちに練習しておいて、行動範囲が広くなるまでには、きっと慣れてくれているはず!

そして緊急のときを考えると、
普段から何気ないメッセージのやり取りも必要かと思います。

 

とりあえず『トーク機能』という子供の希望を満たしているので、
時間がたっても「ワタシ、ツカイコナセナイ」と言っているようだったら、トークプランから通常プランへ変更すればOK!

※月の途中でも変更できます。

トーク機能が欲しいならキッズ携帯?

キッズGPSは、他の機種も大体このような
『本体長押しで録音』という仕様みたいなので
練習してみて問題ないならいいと思いますが・・・

お試し制度があればいいのになぁ。

やはりトーク機能が必要であれば、
リスポンスの速い
キッズ携帯がいいかなと思ったり。

 

しかしながら、以下はキッズスマホを持っているご近所のお子さんの挙動ですが・・・

帰りに遊んでいいか電話しようとして

道端で座り込んで重いランドセルからスマホ出して・・
操作に戸惑ってモチャモチャしている間にさらわれそう・・

 

そして緊急でもないのに電話を何回もかけまくり。
お母さんお仕事中ではないのかな・・?
何かあったかと心配しないかな・・・?
逆に緊急時はランドセルから取り出す時間もないだろうな・・
(いつも首にかけているのも、なんか心配)

それなら、やっぱりシンプルなGPSだけの方が良いかなと私は思いました。

スマホを持たせるということの考え方もそれぞれですしね・・
あとは学校への承諾と、親側のキャリア、価格と相談ですね!

BoTトークは、ランドセルのベルトに着けられるようになっています。

※ランドセルに装着する場合は、
カラビナが付いている別売りのトーク用シリコンケースが必要です。

楽天でも、純正ではないですがいろいろなデザインのものが売られているようです。

肝心のGPS機能は?

お楽しみの、我が子に着けたGPS。
自分の知らないところで居場所がわかる安心感たらない。

 

アプリのホーム画面をタップして地図画面を開くと、
地図上にアイコンが出て、BoTを装着した子どもの位置が一目でわかる。BoTアプリ地図画面
画像引用元:【公式BoTトークHP】

1分半~数分の通信間隔(通信状況による)で足跡(地図画面で水色の小さいマル)をたどれて、
一週間分はさかのぼることもできる。

 

地図上で見ると、大体はちゃんと道沿いに歩いているのがわかる。

通信状況により、道1本分ギュイン!とそれていることはあるけれど、
学校内に入ったのも確認できるし、
おもしろいことに教室内でウロウロしているのも見て取れる。

教室内でウロウロしているムスメちゃん
教室内でウロウロ中のムスメちゃん
ちゃんと建物の中でも受信していますね!
衛星ってスゴイ・・・・!というか、電波がすごい・・・
 
遠足の時なんかは、荷物を持って移動していたので、どの道順で行ったとか、
公園内でどの辺にいるとかもわかって、ずっと見ちゃう・・・

 

ランドセルを置いて動きが止まると、
動き出すまで通信が切れる
ので安心。

通知スポット

『通知スポット』を設定すると、
アプリのマップにスポットを囲むサークルが出現。

例えば小学校をスポット設定して、マップ上でサークル内に本体が入ると、アプリに「〇〇が△△小学校につきました!」と通知がきます。

サークルの大きさも調整できますが、
一番小さいサークルで、スポットから歩いて数十秒ほど離れると通知がすぐ来る感覚です。

自宅もスポット登録しているので、
うちを囲んだサークル内に入ると
「ムスメちゃんがウチに到着しました!」と通知が来て、
玄関先へお迎えに出るのにちょうどよい距離感。

いつもより帰りが遅れて心配な時も、
家の前でウロチョロ待たずに済むのが最高。
どこで道草くっているのかも一目瞭然。

※場所により、サークルに出入りしてしまう箇所があると通知が意味もなく何度も来てしまうので、
サークル範囲を調整して設定しましょう。

 

あとは、うちは今のところ使わないけれど
BoTはいつもの行動範囲をはずれても
AIが学習して通知が来ます。
交通機関を使っている人は乗り過ごしなどがすぐにわかっていいかもしれません。

充電してみる

先に記述したように、充電ケーブルはUSB Type-Cで、付属していませんのでご注意を。

最長1カ月充電いらずとありますが、これはバッテリー優先モードの場合です。

通信間隔の頻度優先(1.5分間隔)に設定している場合は
一度の充電で1週間~3週間強となります。

うちの場合は平日の学校往復のみで土日は使いません。
週末に充電するようにしていますが、約半分ほど消費しているようです。

週末に充電し忘れてもまだ持つので、程よい感じです

 

しかも、ランドセルにつけっ放しで充電しているので、
その姿はさながら近未来のランドセルを充電しているかのよう。

BoT充電中
BoTを充電している様子

そうです、近未来のランドセルはデフォルトでGPSを埋め込むようになるかもしれません・・・・

またはちょっと浮くようになって重さを軽減するのかも。

 

 

令和の子どもも、近未来の子どもも、楽しい学校生活でありますように!

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